母の日といえばやはりカーネーションが思い浮かぶ方が多いと思います。
この特別なイメージは、ずっと変わらないですよね。
ところで、母の日に贈るカーネーションの色や意味、花言葉を知っていますか?
カーネーションには要注意カラーもあったんです!
ここでは、
- 母の日に贈るカーネーションの色の意味
- カーネーションの花言葉
- 母の日に贈るとNGな要注意カラー
- 母の日にカーネーションを贈る由来
についてまとめました。
母の日にカーネーションを贈るときの参考にしてみてくださいね!
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母の日に贈るカーネーションの色の意味は?
長い間に渡って、母の日に贈るカーネーションは赤というイメージが定着していました。
しかし母の日に贈るカーネーションは、始めから赤色だったわけではなく実は白色だったんです!
それが母の日にカーネーションを贈る風習が広がる中でやがて変わっていきます。
- 母親が健在の人 :赤いカーネーション
- 母親を亡くした人:白いカーネーション
昭和の子供たちは、「お母さんを亡くした人は白いカーネーションなんだよ」と学校や身近な大人たちに教わっていたそうです。
近年は、いじめや差別を心配する声から「母親が健在の人」と「母親を亡くした人」の違いでカーネーションの色の違いを強調することはなくなってきました。
そのようなこともあって、近年では白いカーネーションを贈ることはなくなってきているのかもしれませんね。
今は母の日のギフトを見ても、セットものは赤いカーネーションと白いカーネーションばかりではなくなってきていますよね。
- ピンク
- オレンジ
- 黄色
- 白
- 紫
- 緑
- 茶色
- 複色(複数の色が混ざった状態)
など、母の日のカーネーションの色は豊富です。
参考までに…
日本の教会の献花(葬儀に供える花)は、白いカーネーションを使う場合があります。
これは、「母親を亡くした人は白いカーネーションを贈る」という考えからなのかもしれません。
カーネーションの色にはさまざまな人たちの思いが込められてきました。
母の日にはカーネーションに特別な気持ちを添えて、お母さんに贈ってあげましょう!
カーネーションの花言葉
カーネーション全般の花言葉は、「無垢で深い愛」です。
ここからお伝えしたいのは、
カーネーションの花言葉には色によって違う意味が込められていることです。
色別に花言葉の意味をまとめましたので、花言葉に合わせてカーネーションを贈りたい方は参考にしてくださいね!
赤色のカーネーションの花言葉
[box04 title="赤色のカーネーションの花言葉"]
- 「母への愛」
- 「母の愛」
- 「純粋な愛」
- 「真実の愛」
[/box04]
カーネーションの花言葉の中でも、赤色のカーネーションは最もストレートに母親への思いを表現することができます。
母の日に花束で贈る時は、シンプルに赤色のカーネーションにしたほうが気持ちは伝わりやすいってことですね!
深い赤のカーネーションの花言葉
[box04 title="深い赤のカーネーションの花言葉"]
- 「私の心に哀しみを」
[/box04]
深い赤は、色味が暗めの赤色のことです。
このような意味があるので、母の日に贈るカーネーションに赤を選ぶときは明るめの赤を選ぶと良いでしょう!
白のカーネーションの花言葉
[box04 title="白のカーネーションの花言葉"]
- 私の愛情は生きている
- 尊敬
[/box04]
母の日の始まりに使われた「白のカーネーション」には、亡くなった母親を思う気持ちにふさわしい意味が込められています。
ピンクのカーネーションの花言葉
[box04 title="ピンクのカーネーションの花言葉"]
- 感謝
- 気品
- 温かい心
- 美しい仕草
[/box04]
ピンクのカーネーションの花言葉には、赤色のカーネーションの花言葉続いて母の日に思いを伝えやすい意味が込められています。
黄色のカーネーションの花言葉
[box04 title="黄色のカーネーションの花言葉"]
- 軽蔑
- 嫉妬
[/box04]
黄色のカーネーションには、花言葉を大事にしている人にとって贈り物としては注意が必要な意味があるんです。
一見かわいらしい色ですが、お花好きのお母さん、特に義理のお母さんに贈る際には注意しましょうね!
オレンジのカーネーションの花言葉
[box04 title="オレンジのカーネーションの花言葉"]
- 熱烈な愛
- 純粋な愛
[/box04]
オレンジのカーネーションは、花言葉の意味としては、母親に贈る言葉よりも彼女(恋人)に向けられる言葉に近い意味になります。
青色のカーネーションの花言葉
[box04 title="青色のカーネーションの花言葉"]
- 永遠の幸福
[/box04]
青色のカーネーションは、
- 遺伝子組み換え
- 白のカーネーションへの着色
によって作られます。
何としてでも、「永遠の幸福」を手に入れたい!
そんな印象が伝わってきます。
青色のカーネーションが手に入るなら、アレンジメントに加えても良いかもしれませんね。
紫のカーネーションの花言葉
[box04 title="紫のカーネーションの花言葉"]
- 誇り
- 気品
[/box04]
紫という色は、古い時代から高貴な色とされてきました。
白のカーネーションと同じように、亡くなった母親を想って贈られるアレンジメントに使用されることが多い色です。
母の日に贈る際には注意が必要ですね!
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母の日に贈るとNG?要注意カラーは?
[box04 title="母の日に贈るとNG、要注意カラーのカーネーション"]
- 黄色のカーネーション
- 深い赤のカーネーション
- 白のカーネーション
- オレンジのカーネーション
[/box04]
黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」や「嫉妬」。
どのように考えても母の日に贈るとNGです。
深い赤のカーネーションの花言葉は「私の心に哀しみを」です。
母への愛や感謝の気持ちを表したい母の日にはふさわしくありませんね。
白のカーネーションは、母親が健在なら選ばないほうが良いでしょう。
昭和のお母さんは、気にするかもしれませんよ。
オレンジのカーネーションの花言葉はどちらかというと恋人向け。
贈りたい場合は単色で花束ではなくアレンジメントで色んな色を混ぜてもらうとよいでしょう。
- 黄色のカーネーション
- 深い赤のカーネーション
- 白のカーネーション
この3色で注意したいのは義理のお母さんです。
義理のお母さんが敏感な人なら、嫁姑の関係を悪化させてしまいます。
念のため、母の日に贈る際には気を配りましょう。
母の日にカーネーションを贈る由来は?
母の日にカーネーションを贈る由来は、
母の日に贈るカーネーションの色『始めから赤色だったわけではなく白色だった』
に関係します。
これは、アンナ・ジャービスというアメリカの女性のお話です。
時は、母がなくなった2年後の1907年5月12日。
亡き母をしのび、母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾ったのが始まりだと伝えられています。
これによって白いカーネーションが母の日のシンボルと認識されるようになっていきます。
この風習は1910年にウェストバージニア州で始まって、アメリカ全土に広まったのだそうです。
やがて、1914年に「母の日」として正式に制定されたのが母の日にカーネーションを贈る由来です。
日付の記載は書面によって違うこともありますが、
アンナ・ジャービスさんから始まって、ウェストバージニア州の知事が「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言したというのは共通しています。
まとめ
今回は
- 母の日に贈るカーネーションの色と意味
- 花言葉から知る要注意カラー
- 母の日にカーネーションを贈る由来
についてまとめました。
近年は、母の日に贈る花は赤いカーネーション、という概念は薄くなっている気がします。
しかし、花言葉にこだわりがある人に贈る際は「黄色のカーネーション」の花束は避けたほうが良さそうですね。
多彩な色でアレンジされたギフトカーネーションであれば、誤解を受けることはないでしょう。
母の日には、カーネーションの色と意味、花言葉に注意して、明るい色で母の日をお祝いしてあげてみてくださいね!
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