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鯉のぼりはいつから出す?時期や年齢といつまでかもチェック!

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鯉のぼりはいつから出すのが正しいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

 

初めて男の子が生まれて節句を迎えるご家庭では特に

  • いつから出すといいのか
  • いつ片づけたらいいのか

と出す時期や片付ける時期は気になるところです。

 

この記事では、

  • 鯉のぼりはいつから出すのか
  • 何歳まで飾るのか
  • 鯉のぼりを飾る意味

をまとめていきたいと思います。

 

 

鯉のぼりはいつから出す?出す時期と片づける時期

晴れた日にあがる鯉のぼり

いつから出すか特に決まりはない!

端午の節句のお祝いの際に飾る鯉のぼりですが、

いつからいつまで飾るという厳格な決まりはありません

 

地方によってもかなり違いがあります。

 

一般的には、春分の日~4月下旬の間のよく晴れた日や大安のような吉日に出す家庭が多いようです。

 

片づける時期もさまざま

片づける時期も出す日同様特に決まりはありません。

 

  • 五月五日で片づける
  • 五月いっぱい飾っている

等家庭により違います。

 

一般的には五月五日または五月の連休明けまでとされています。

 

地域によっては梅雨入りが近く天気も不安定になるので、五月中旬までのできるだけ早い時期に片づけると良さそうですね。

 

鯉のぼりを長持ちさせる方法

鯉のぼりを片づける時期に決まりはありませんでしたが、長持ちさせるためには片づける際のポイントがあるのでご紹介しますね!

 

片づけるのはよく晴れた日!

鯉のぼりを長持ちさせるには、乾燥して良く晴れた日中が片付けに最適です!

 

鯉のぼりが濡れていたり湿気が多くジメジメしているとカビが生えてしまう可能性があります。

 

なので、しっかりと乾燥している時に片づけると良いでしょう!

 

雨の日は飾らない

鯉のぼりが雨で濡れると色が落ちたり生地が劣化する場合もあります。

 

鯉のぼりを出した後に雨が降ることもあるので、その場合は鯉のぼりを一旦しまうといいでしょう。

 

何度も出したりしまったりするのは手間がかかりますが、長持ちさせるためには必要な作業なんです…。

 

汚れを落としてから片づける

鯉のぼりは屋外に飾るものなので、

  • 汚れはしっかり落とす
  • 十分に乾かす

これを行ってから片付けましょう。

 

お洗濯のポイントは4つ。

  1. ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて30分~1時間程つけおき
  2. 洗う時は手洗いで優しく
  3. すすぎは水道水で流す
  4. 干す時は日陰

 

鯉のぼりの金箔部分ははがれやすいので、特に慎重に洗った方が良いですよ!

 

こいのぼりを飾る意味と飾り始めた時期

鯉のぼりを飾る意味や最初に飾り始めた時期についてご紹介します。

 

飾る意味は神様への知らせ

鯉のぼりは、天の神様にわが家に男の子が生まれたよ~ということを知らせるという意味があるんです。

 

その子が健やかに成長し、出世することを願うものです。

 

飾り始めた時期

江戸の町並み

端午の節句に鯉のぼりを飾るようになったのは江戸時代の中期といわれています。

 

江戸時代、将軍家に男の子が生まれると、「幟(のぼり)」をあげてお祝いをする風習がありました。

武家の幟

これが武家にも広がって、武士たちは家紋を染めた幟(のぼり)をあげるようになりました。

 

それをやがて庶民がまねをするようになったのが始まりといわれています。

 

この幟(のぼり)に鯉が描かれたのは、「鯉が滝を登り竜になって天をかける」という中国の言い伝えの「登竜門伝説」にちなんで。

子供に立身出世して欲しいという願いを込めたためだそうです。

 

鯉
もともとは、清流だけでなく、池でも沼でも生きられる生命力の強い魚

 

この中国の言い伝えから、鯉のぼりはどのような環境でも立派に成長して立身出世するように願って飾られるようになったともいわれているそうですよ!

 

鯉のぼりはいつまで?飾る年齢

疑問

鯉のぼりはいつまで飾るのか、子どもが大きくなってくると悩みますよね。

飾る年齢は決まっているのかご紹介します。

 

何歳までか明確な決まりはない

鯉のぼりを掲げ始めるのは初節句、男の子が生まれてから初めての端午の節句という方が多いです。

 

しかし、その後『何歳まで揚げる!』という明確な決まりはなようです。

 

いつから出すかや片づける時期と同様に、各地方や家庭の風習によって違いがあります。

 

鯉のぼりは子どもの健やかな成長と出世を願って飾るようになったもの。

つまり子どものために飾ってあげるものなので、それぞれの家庭の状況に応じて決めると良いということでしょう。

 

子どもも小さいうちは喜びますが、大きくなるにつれて徐々に鯉のぼりへの興味がうすれてきたり、子どもが照れくさくなって飾らなくなったというご家庭もあるようですね!

 

7歳まで飾る説

鯉のぼりをいつまで飾るのか年齢に明確な決まりはありませんが、『7歳まで飾る』という説があります。

これは日本の古くからの言葉「 七つまでは神のうち 」から来ているんだとか。

 

昔は子供が7歳まで無事に育つ確率があまり高くなかったことから、7歳までは神様のもので命運も神様に委ねられていると考えられていたとのことです。

 

この説から七五三を迎えた年齢を節目と考えているご家庭もあります。

 

15歳まで飾る説

もう一つは『15歳まで飾る』という説。

 

これは昔の日本の成人儀式、である元服が15歳だったことから来ています。

現在だと成人を迎えるまでの20歳まで、などいずれも節目を迎える年齢を目安に飾るのをやめる方が多いですね!

 

 

まとめ

鯉のぼりと親子

 

①鯉のぼりを出す時期
春分の日~4月下旬よく晴れた日がベスト!!

 

②鯉のぼりをしまう時期
端午の節句(五月五日)以降のよく晴れた日
手洗いで汚れをキレイに落とすことも忘れずに!

 

③鯉のぼりは何歳まで飾るのか
決まりはありませんが...
鯉のぼりはお子さんの健やかな成長を願って飾るもの

なのでご家庭の状況に応じてきめる

 

お子さんが喜んでくれるうちはぜひ、飾ってあげましょう!

 

子どもの頃、うちには鯉のぼりがなかったので

ご近所でみるかイベントで何百とたくさん空を泳いている鯉のぼりをみて

「キレイだなあ」とか「うわぁ~、すご~い」と思っていたくらいでした。

 

調べてみると、鯉のぼりにも飾る意味がちゃんとあって

『子どもが健やかに成長してほしい、立派になってほしい』

という親の愛情がいっぱい込められているものなんだと分かり

また違った目線で鯉のぼりを見ることができそうです。

 

わが子にもそんな親の愛情を感じてもらえるようにお祝いしてあげたいと思いました!